I’ve Had Enough/ Earth Wind&Fire 和訳
[verse 1]
踊ろうよ、 熱いパーティがある
みんながここに集まるような
音が聴こえるんだ、
流れに乗ろうと急ぐ 海の轟きのような
パーっと楽しもう、みんなの叫びが聞こえないか
それぞれのやり方で 楽しめよ
燃え尽きて あたりが真っ暗になるまで
一晩で沢山 金を使って
盛り上げなくちゃだなんて 思う必要はない
自分の欲するものだけに 夢中になるんだから
[chorus]
もうたくさんだ、ついていくのは大変すぎる
だから 君のことを呼んでるんだ
俺らの気分をたかめるために
この世界は厳しくて
かなりしんどくて もうたくさんだけど
[verse2]
絶え間なく廻り続ける
まるで 夢でできたクリスタルの球のように
そして群衆の中を進み続けると ヒントが見つかるんだ
見つけられることなんて なかったような
ゆっくり行けよ、自分の気持ちを感じながら
急いだって何にもならないから
高みに届きながらも、自分の信念と愛情を
人生の勝ち組でいるために
役に立たなければだなんて 思う必要はない
自分の欲するものだけに 夢中になるんだから
[chorus]
もうたくさんだ、ついていくのは大変すぎる
だから 君のことを呼んでるんだ
俺らを引っ張り上げてもらうために
この世界は厳しくて
かなりしんどくて もうたくさんだけど
[verse 1] Getting down, there's a party in motion Everybody's on the scene And I can hear the sound, like the roar of the ocean As it rushes to the stream Live it up, don't ya hear people screaming Gotta do it all their way Until they burn it up and the lights nowhere gleaming What a price you have to pay Why do we feel whe have to feed the fire We're only caught up in our desire, ooh [chorus] I've had enough, it's just too tough To keep it up, so I am calling out to you To lift us up, the world is rough I am so tired and I've had enough [verse 2] Spinning' round in perpetual motion Like a crystal ball of dreams And moving in the crowd, there's a hint of a notion That you never will be seen Slow it down, feel some emotion 'Cause there's nothing in between Reaching that higher ground, but your faith and devotion To be on the winning team Why do we feel we have to feed the fire We're only caught up in our own desire, ooh [chorus] I've had enough, it's just too tough To keep it up, so I am calling out to you To lift us up, the world is rough I am so tired and I've had enough Written by Philip Bailey, Greg Phillinganes, Brenda Russell
私の中で、大好きだけど歌詞の世界観が難しいアーティストと言えば、エリカ・バドゥとEarth wind & fire。
「I’ve had enough」
もうたくさんだ、限界だ、うんざりだ
一見すると曲のタイトルにしては随分ネガティブな言葉。
これは一体なにを意味するのか?ずーっと考えていて、今の段階で私が思う訳をつけました。
Verse 1ではクラブでのパーティーのこと、
Verse 2では、抽象的ですが恐らく、仕事や野望みたいなこと。
全く真逆に思えるこの2つだけど、共通して歌われている、核となるフレーズが
“Why do we feel we have to feed the fire
We’re only caught up in our own desire”
なぜ私たちが「”feed the fire”しなくちゃいけない」と思うのか?
自分の心が望むもの(欲望)だけが、私たちを夢中にさせてくれるのに
feed the fireは、イメージで言うと、燃えている炎に薪や燃料を足して、さらに燃えるようにしているような言葉🔥
つまり、パーティーを盛り上げなくちゃと思ったり、
周りの声に振り回されて生きて、自分の生き方を見失ったり。
そんな義務感じゃなく、自分の心が望むもの(欲望)だけが、私たちを夢中にさせてくれるんだ
と、〈自分の欲望〉と〈義務感〉の葛藤を歌っています。
そして、この後に続くサビで、
「もうこんな(プレッシャーだらけで)大変な世界はたくさんだ」
「そんな世界に付いていくのは大変だから、そこから引っ張り上げてくれる君のことを呼んでるんだ」
と続きます。
生きていくのが大変な世界だけど、底にいる時に引き上げてくれる人の存在を支えにしながら、自分の心のまま進んでいく。
なんだか少し今の自分の心境と重なっています。
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